埼玉県熊谷市S様邸 【ゆらぎの家】無垢の木・漆喰天井・壁仕上

Contents

埼玉県熊谷市S様邸【ゆらぎの家】無垢の木・漆喰天井・壁仕上

こちらの【ゆらぎの家】は完成間近となっており、2025年5月中旬に完成見学会を予定しております。ご来場をご希望の方はお気軽にお問合せください。

造形の杜おりがみがデザイン・設計監理を担当しております、埼玉県熊谷市 S様邸の、無垢の木・漆喰天井・壁仕上げの施工状況をお届けいたします。
コンセプトは、「全体計画はシンプルな構成で、居場所ごとに異なる空間へゆらぎを与え感性に訴えかける」としました。

建築における”ゆらぎ”とは?
建築における「暮らしやすいゆらぎ」とは、意図的に完璧すぎない、不規則さや自然なズレを取り入れて、心地よさや居心地の良さを生み出すことを指します。もう少し具体的に言うと──
人はあまりにも整然としすぎた空間(たとえば直線ばかり、均等なリズム、硬い素材だけ)だと、逆に緊張してしまったり、疲れたりします。
そこで、少しだけ「あいまいさ」を設けることで、自然界のような安心感や、リラックスできる雰囲気を作るんです。これは日本建築がとても得意とする感覚で、「侘び寂び」とも深くつながっています。

このゆらぎの設計でポイントとなるのが
・おりがみデザインのこだわりの造作階段と造作手すり
・空間のアクセントとなる吹抜けとおりがみデザインの特徴である三角天井
です。

造作階段

スクロールできます

造作手すり

スクロールできます

三角天井

三角天井とは、天井が三角形の形状になっている天井のことです。一般的には、屋根の形状に合わせて天井を斜めにすることで、室内に開放感や変化を与えるために用いられます。独特の形状が、部屋に個性的でスタイリッシュな印象を与えます。また、高い位置に窓を設けることで、自然光を室内に取り込みやすくなります。
漆喰は、※マーブルフィールという名称の仕上材を使用し、三角天井部分は※シナ合板目透かし張りです。

※マーブルフィール…一般的に「マーブルフィール(marble feel)」というと、
「大理石(marble)のような手触りや質感」を指します。つまり、素材そのものが本物の大理石じゃなくても、表面を加工して、大理石特有のすべすべした冷たさ、硬さ、そして独特な模様感を感じられるようにしたもの、という意味です。

※「シナ合板目透かし張り」とは、シナ合板(薄いシナの木で作られた合板)を、板と板の間に少しだけ隙間(=目地)をあけながら張る仕上げ方法のことです。シナ合板の滑らかな質感を活かしながら、隙間をリズムよく設けて、モダンで抜け感のあるデザインに仕上げる方法ということです。

スクロールできます

今回の”ゆらぎの家”も造形の杜おりがみが自信を持って提案する建築スタイルです。
ゆらぎの家は、静と動、光と影、自然と建築、それらが織りなす繊細なリズムをデザインに昇華した住まいです。意図的な「ゆらぎ」を取り入れることで、空間に深みと柔らかさを与えました。
光は壁を流れ、風は室内を撫で、時間とともに空気そのものが表情を変えていきます。素材は極力ピュアに。無垢材、漆喰それぞれが本来の質感を活かしながら、調和とコントラストを生み出します。
ミニマルでありながら、どこか温もりを感じる。規則正しさの中に、あえて余白を残す。
その一瞬一瞬の「ゆらぎ」が、日常を静かに、しかし確かに豊かに彩ります。

熊谷市のS様邸はまもなく完成を迎えます。完成見学会も予定しておりますので、ぜひ【ゆらぎの家】をご体感にお越しください。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
Contents